疲労がすぐに回復する薬、一番即効性があるのは栄養ドリンクです。
やはり、値段に比例して、高価なドリンクのほうが回復力が早いです。高価なドリンクには、ビタミン剤はもちろん、ローヤルゼリーや生薬などの滋養強壮薬が含まれています。これらの相乗効果により、集中力が高まり、一時的に疲れを感じにくくなります。
一般的な数百円の栄養ドリンクには、ビタミン剤とタウリンを含有しているものが多いです。ドリンクのラベルに、タウリン配合、生薬配合と記載されていますので、購入時に確認してみてください。やはり、疲労回復には、ビタミン剤だけでなく、滋養強壮剤の入った栄養ドリンクをお薦めします。
ただ、ほとんどの栄養ドリンクの中には、カフェインが50mg入っており、また、疲れているときには、コーヒーを飲むことが多いかと思います。カフェリンの常用量は、1回100~300mg、1日2~3回までです。カフェインの多量摂取の副作用の症状には、手の震え、動悸、脈が早くなる、不眠、吐き気などがあります。
ボス・ドライブショットは、1缶にカフェインを166.5mg 含有しています。缶コーヒーには、150mg前後のカフェインを含んでいますので、栄養ドリンクとの併用には注意が必要です。
次に、即効性は少ないですが、毎日服用することで、疲労を回復させる薬はサプリメント、つまり、栄養ドリンクの錠剤版です。ドリンクと同様、総合ビタミン剤のものから、ビタミン剤にタウリンやコエンザイムQ10などが配合されたものがあります。他には、生薬やニンニクや牡蠣なども滋養強壮には効果があります。ただ、これらのサプリメントは毎日続けないと効果が期待できません。
他に、オルニチンは疲労回復や筋肉強化に効果があると言われているアミノ酸の一種です。オルニチンは、シジミに多く含まれていることは有名で、肝臓の機能改善効果も併せもちます。
また、酢や黒酢には、必須アミノ酸やクエン酸、ビタミン剤、ミネラルなど、様々な成分を含んでいます。これらも、疲労回復には効果のある薬です。あなたの疲れ具合、疲れの主な症状、または、疲労回復にかけられる金額をかみして、チョイスしてみましょう。
しかし、疲れがたまっているからといって、栄養ドリンクやサプリメントなどの薬に依存することなく、バランスのよい食事、軽い運動、30分の昼寝など、普段の生活にも配慮することが必要です。